あおい
旦那
TVやCM、雑誌やネットなどのメディアを見ていると、
「水は2ℓ飲みなさい」
「たくさん水を飲めば飲むほどデトックスされ体にいい」
という情報を目にします。しかし、本当にそれは正解なのでしょうか?
実は、水の摂らなさすぎ、そして飲みすぎも、体には負担になります。
結論から言うと、「適量」は1.2ℓ~2.1ℓ前後。そう、人によって異なるのです。
私の場合、物事に集中すると水を飲むのを忘れて没頭してしまうクセがあるので、常に傍らに水を置いて、こまめに少量ずつ飲むことにしました。
その結果、便通がよくなり、お菓子などの余分な間食が減る、というメリットを得ることができました。
上手に水を飲めば、ダイエット効果もあるということですね♪
では、なぜ適量は人によって異なるのでしょうか?
「自分はどのくらいが適量なのかな?」と気になる方もいると思います。次項から解説していきます。
1日の水分摂取量の「適量」は1.2~2.1ℓ
なぜこんなにも摂取量に差があるのでしょうか。
それは、その人の体重に関係しています。
人間は、体の60%が水分でできています。よって、外部からの摂取そして排泄によって、水分量をうまく調節して体を管理していく必要があるわけです。
1日に摂取したい水分量(ml)=体重(kg)×30 (NPO調べ)
この公式にある「30」はあくまでのわかりやすくするための平均値です。本来は22~55歳は「35」、55~65歳は「30」、65歳以上は「25」となっています。
体重が50kgとすれば1500ml、つまり1.5ℓ。体重が軽い人で40kgであれば1.2ℓ、体重が70kgであれば2.1ℓとなります。男女での差は特にありません。
自分の適量摂取量が気になる方は、ぜひ計算してみてくださいね。
なぜ「適量摂取」がダイエットに効果的なのか
「たくさん飲めばそれだけデトックスできそうじゃない」というご意見も多いかと思います。
ではなぜ、上記に挙げた摂取量がおすすめなのでしょうか。
理由としては、実に簡単です。以下の2つが挙げられます。
①飲まなさすぎ⇒便通、血液の循環(体の老廃物の運搬)が滞る
②飲みすぎ⇒水分が排出しきれずむくみの原因になる
私から言えることは、「無理して飲みすぎることはない。自分の体重に応じて適量を飲めばいい」ということです。
普段からあまり飲まない人はちょっと意識して飲む頻度を上げてみる、飲みすぎる人は小さいコップに切り替えてみるなど、できることから工夫してみましょう。
お茶でもいいの?
結論から言うと、ダメではないですが、できればお水がベストです。
お茶を飲みすぎると、以下のリスクがあります。
- シュウ酸が尿路結石のリスクを高める
- カフェインが睡眠の質を落とす
飲むなら、水と半々にするか、カフェインレスの麦茶を選びましょう。
食事中に水分は取るべきか
これについては、「ほどほどに摂るべき。目安は150ml」という見解です。
なぜかと言うと、以下のような危険性があるからです。
・食べ物を噛まないで流し込んでしまう
・胃酸が薄まってしまい消化が不十分になる
食べ物からでも水分は摂取できています。
食事中はコップ1杯程度の水分補給にしておいて、勉強や仕事、家事の合間や休憩時に水をこまめに飲むのが望ましいですね。
運動している場合は多めに摂取した方がいいのか
これについては、答えはYESです。運動すると発汗により水分が体の外に蒸発していきますので、水分不足になります。
上記で挙げた「適量」より少し多めの量を摂取するよう心掛けましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
なんやかんや書きましたが、「水は必ず○ℓ!」という押しつけのような正解はなく、「人によって適量がある」という認識だけでもしていただけたのなら幸いです。
ダイエットは食事管理や運動ばかりに意識がいきがちですが、水分もきちんと意識して適量飲んであげることによって、ダイエット効果も見込めるということがわかりましたね。
あおい
旦那
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